通訳案内士とは、外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をする者を言います。
2018年の法律改正に伴い、通訳案内士の業務の独占条項はなくなり、無資格者も報酬を受けてガイドを行うことができるようになりました。名称も「通訳案内士」から「全国通訳案内士」に改められ、名称の独占は引き続き保たれます。全国通訳案内士になるには年1回実施される国家試験に合格する必要があります。
・試験日:8月中旬(日)
・すべてマークシート方式
・韓国語試験問題の水準は、ハングル検定2級、韓国語能力試験(TOPIK)5級以上ですが、それ以下のレベルでも対策次第で合格することは十分可能です。
・各科目の合格基準点は70点(100点満点)、20分間の解答時間にて行われる「一般常識」&「通訳案内の実務」は30点(50点満点)
*毎回平均点による合格基準点の調整があり、難易度により基準点以下でも合格になる科目が出てきます。
*韓国語を含む各科目の1次試験の免除制度もあります。より詳しい情報はJNTO(日本政府観光局)のウェブサイトをご覧ください。
1次試験に合格すると、2次試験に進みます。
2次試験では、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力が問われます。
・試験日:12月予定
・合格基準点は70点です。
*2次試験に不合格の場合、1次試験での合格科目は科目ごとに翌年に持ち越すことが可能です。
♦当校の通訳案内士合格対策講座について
1次試験
2次試験
2次口述試験は、二人の試験官の前で行われます。想像以上のプレッシャーと緊張感とを強いられる中で進行されます。
最初のあいさつ、プレゼンテーションと質疑応答、逐次通訳とそれに関連したガイドロールプレイへ続く一連の過程はたった11分前後で、あっという間に終了してしまいます。限られた時間の中で与えられた課題を適切に遂行していくことは誰にとっても簡単ではありません。
当校では口述試験を控えている皆様の現在の準備状況に合ったピンポイント対策を、全国通訳案内士で当校校長の鄭長勲先生が直接お伝えいたします。
今回の直前対策は次のような方々に有効です。
・あまり十分な準備ができていないと思う方
・自分なりの対策はしてきたつもりだが、このままでは安定した態勢で試験に臨めそうもないと思う方
・合格に役立つプレゼンテーションの構成、展開の仕方を身につけたい方
・プレゼンテーションの実戦練習をしたい方
・逐次通訳が苦手な方、そもそもどう対策したらいいかわからない方
・逐次通訳後のガイドロールプレイ課題に、プロでも困ってしまう無理難題に出くわした時の対処の仕方を身につけたい方
例)①訪問予定の場所に諸事情により入場または観覧ができない、お客様にどう対応しますか。
②お客様の要望と現実が乖離している、どう対処しますか。
③限られた時間に多くを回るスケジュールになっているが物理的に不可能である、どうしますか。
・絶対合格するという強い意志を持っている方
受験する皆様のそれぞれの環境、条件の相違により、補完対策は各々異なってきます。
試験までに最善を尽くし、その時点までの成長を当日最大限に引き出すために、現在何をどうしたらいいか、一緒に考え、お手伝いさせていただきます。
*特典:
当校のオリジナルプレゼン集と音声ファイルを無料でご提供いたします。
★サンプル(音声)をどうぞ!
随時開講中です。お問い合わせください。
1人からも始められます。スケジュールについてご相談承ります。
-1クール10回(原則週1回)、授業時間60分
-通学が困難な方は、オンラインレッスン(Web会議プログラムZoomなど)で受講いただけます。
-受講対象:中級課程以上の方、ハングル検定3級・TOPIK3級レベル以上の方
受験しない方でも観光旅行通訳のスキル習得、韓国語発話力・会話力のブラシュアップを目的に受講いただけます。
*体験レッスン(無料30分)、受講カウンセリングも随時お受付しております。
★受講料:全10回、¥38,000(プリント代・税込み、市販の資料は実費)
★募集定員:各クラス最大3名(1名から開講)
そのほか不明な点は、お気軽にお問い合わせ下さい。